精神障害者社会復帰施設
回復途上にある精神障害者に、居室その他の設備を一定期間利用させ、生活の指導などを行うことで、社会復帰の促進を図ることを目的とした施設です。社会的人院といわれる長期入院患者が、病院から直接地域にでて生活を営む困難さを克服する生活指導訓練施設の必要性、あるいは就労支援のための訓練施設の必要性などが緊急な政策課題となり、1988年の精神保健法施行とともに誕生しました。精神障害者生活訓練施設(援護寮)、精神障害者授産施設、精神障害者福祉ホーム、精神障害者福祉工場、精神障害者生活支援センターなどがそれに含まれます。