神経と筋肉との接合部分が障害され、筋脱力を起こす症状をいいます。特に眼球を動かす筋肉や眼瞼挙筋に脱力をきたしやすく、四肢近位筋にも起こりますが筋萎縮は見られません。同じ動作を繰り返すと著しい筋力低下があったり、1日のうちで夕方には脱力が強くなるといった症状があります。胸腺の摘出が有効で、抗コリンエステラーゼ剤、ステロイドホルモンが併用されるなどの治療が行われます。
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