男児のみが発症する遺伝性の病気で、幼児期から四肢近位筋(ししきんいきん)の筋力低下が起こる進行性の病です。多くは20歳?30歳代で死に至ります。性染色体の短腕二一部の欠損があるため、筋肉の細胞膜の構造が不完全となって筋繊維の崩壊をきたします。その症状によって、デュシェンヌ型、顔面肩甲上腕型、肢帯型、眼筋型、遠位型、先天型などに分類されますが、いずれもまだ、病気の進行を抑えられるだけの薬剤は開発されていません。
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