血液、体液、細胞などを採取するために身体に針を刺すことです。脳脊髄液を注射針で採取する脊椎穿刺(せきついせんし)、お腹にたまった腹水を抜き腸の圧迫を緩和する腹腔穿刺(ふくくうせんし)、胸膜腔にたまった液体や空気を抜き呼吸を楽にする胸腔穿刺(きょうくうせんし)などがあります。患者は軽い痛みを伴いますが、これらの穿刺によって脳炎、くも膜下出血、膠原病、がん、細菌感染による炎症などを同定することができる有効な手段の1つです。
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