自分が今いる場所がわからなくなるなど、地理や空間に対しての感覚を失うことをいいます。症状が進むと自宅のトイレに行くのにも迷ってしまうようになります。このような状態で放っておくと行動範囲が狭くなり、焦燥感や抑うつの原因にもなります。自宅などではよく利用する部屋やトイレに目印をつけるなどして、なるべく自分で行動できるようにします。また、衣服の形状が理解できず、いろいろと試してみるものの正しく身につけることができない着衣失行の原因とも考えられています。
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