移植コーディネーター制度
移植コーディネーターとは、臓器移植に際して、患者や臓器提供者(ドナー)の相談に乗ったり手術の手配をする人のことで、移植推進員ともいいます。1990年、厚労省は死体腎の腎臓移植を広げるために、全国の国立病院などにコーディネーターを配置しました。(1)脳死状態のドナーの家族の説得 (2)救急病院への協力要請 (3)移植について患者や家族への説明 (4)移植病院と救急病院との連絡・調整、などが主な仕事です。医師でなくても、知識・経験があればなれますが、医師でない人がドナーの家族を説得することを疑問視する向きもあります。