矛盾信号
発した言葉とその時の動作や態度が矛盾していることです。人に対して伝えられるコミュニケーションは、言葉によるものがすべてではなく、それ以外の話し振りや動作、ジェスチャー、相手との間の取り方など、非言語的な信号を多く発しながら行っているもの。それゆえ、そのような非言語的な信号によって、発せられた言葉とは違った本心が受け手に伝わり、多くの信号の間に矛盾が生じてしまうことが少なくありません。特に痴呆性老人など立場が弱い人ほど感性は敏感なので、このような「矛盾信号」を見破ってしまいます。それゆえ、人に接する時は言葉だけでなく全身で気持ちを伝える態度のとり方が大切です。