皮膚筋炎

特徴的な皮膚症状と筋肉障害が現れる病気です。筋肉障害が主体の多発性筋炎皮膚病変が主体で筋肉障害を欠く非筋炎型皮膚筋炎、小児皮膚筋炎、他の膠原病と合併する重複症候群などの病型があります。筋力低下、筋肉の違和感、筋肉痛などが初発症状として多く見られます。皮膚症状は特徴的で、眼瞼部に生じる浮腫を伴う紫紅色の腫脹は“ヘリオトロープ疹”、指関節背面に見られる紅斑は“ゴットロン徴”、体幹に見られる色素沈着、脱失、血管拡張、萎縮などを伴うものは“ポイキロデルマ(多型皮膚萎縮)”と呼ばれます。特に50代以降の皮膚筋炎の患者の場合、内臓腫瘍を伴うことがあり、入院のうえ検査を受ける必要があります。重篤な合併症として急速に進行する肺線維症があります。いずれも早期治療で改善します。

この内容の不備な点を報告する

入力したことばの どれかを含む 全てを含む
「介護110番事典」の利用規約に準じてご利用下さい。
 詳しく検索するには
たくさんのワードを入力し検索する場合には?
複数のワードを入力する場合には、ワードとワードの間にスペース(全角ではなく半角です)を入れてください。
検索方法「どれかを含む」「全てを含む」の違いは?
  • 「どれかを含む」
    入力ワード全てが含まれていることばも、入力ワードそれぞれが含まれることばも合わせて検索されます。
    (幅広く検索したい場合にお使い下さい)
  • 「全てを含む」
    入力ワード全てが含まれることばのみを検索させます。
    (検索結果を限定したい場合にお使い下さい)
    検索結果は“ことば”の50音の順番に表示されます。

内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。