白内障
眼内の水晶体が濁り、光が通りにくくなる症状をいいます。水晶体の中に詰まっている透明なたんぱく質が加齢につれて固くなり、濁ってくるものです。体内で風疹などのウイルスが入り込んで起こる先天性白内障、老齢化によって自然に起こる老人性白内障、眼のけがによって起こる外傷性白内障の3つに分けられ、このうちもっとも多いのが老人性白内障です。また、糖尿病によっても白内障が起こります。普通は眼のかすみだけが白内障の症状ですが、水晶体がふくれて眼球内の水の流れが悪くなり、眼圧が高くなると緑内障を起こすこともあります。