発達障害
障害の原因が、精神的あるいは身体的、またはその両面にわたっており、自立した生活能力や言語機能、学習などいくつかの領域で、機能的に制限があること。子どもの発達の側面は多様であり、それらは相互に関連性を持っているため、ある側面に何らかの障害が見られる場合は、ほかの側面にも悪影響を及ぼしている可能性を考えなければなりません。また、発達は、子どもの生育環境に大きく左右されるため、障害を固有のものとして捉えるのではなく、変化するものという見方が大切です。どんなに重い障害も、働きかけによって軽減可能であるという意味が、発達障害ということばに含まれていると言えます。