発疹チフスリケッチアによる感染症で、コロモジラミが媒介となります。コロモジラミが吸血時にリケッチアを排便して感染し、6日?15日間の潜伏期間を経て発症します。悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、嘔吐、全身の疼痛、発疹が主な症状で、重症になるとうわごとや興奮、幻覚、錯覚から狂燥状態に陥る精神神経症状が出現します。日本では1953年以降発生例が報告されていませんが、南米やアフリカ、アジアなどではまだ見られる病気です。
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