痘瘡ウイルスによる急性発疹性の伝染病で、天然痘とも呼ばれています。痰や唾液などの飛沫物が気道を経て感染し、激しい頭痛や発熱、全身衰弱、斑点状から丘疹・水疱・膿疱へと発展する発疹などを主症状とします。法定伝染病で検疫伝染病ですが、WHOが提唱して行った種痘による免疫療法によって、1997年には世界から撲滅。1980年には撲滅宣言が出されました。現在では海外に出かける際にも、種痘の必要はありません。
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