病原大腸菌

人の管内に常在する菌で、糞便のなかに大量に含まれています。体内で増殖しない限り病原性を持つことはありませんが、一部が管で炎症を引き起こし食中毒の原因となります。病原大腸菌食中毒のうち、毒素原性大腸菌は一過性の下痢腹痛を主体とした症状を示し、発展途上国への旅行者に多く検出される細菌です。また、O-157を含む腸管出血性大腸菌による炎は腹痛と激しい血便を主症状とし、さらに管外症状として腎障害に至ることもあります。とくに小児では、溶血性尿毒症症候群という合併症を起こして死亡する例も多くあります。なお1996年にはO-157の感染が全国に相次ぎ、死亡者も出ました。

この内容の不備な点を報告する

入力したことばの どれかを含む 全てを含む
「介護110番事典」の利用規約に準じてご利用下さい。
 詳しく検索するには
たくさんのワードを入力し検索する場合には?
複数のワードを入力する場合には、ワードとワードの間にスペース(全角ではなく半角です)を入れてください。
検索方法「どれかを含む」「全てを含む」の違いは?
  • 「どれかを含む」
    入力ワード全てが含まれていることばも、入力ワードそれぞれが含まれることばも合わせて検索されます。
    (幅広く検索したい場合にお使い下さい)
  • 「全てを含む」
    入力ワード全てが含まれることばのみを検索させます。
    (検索結果を限定したい場合にお使い下さい)
    検索結果は“ことば”の50音の順番に表示されます。

内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。