生きがい保障
生活を楽しみ生きがいを持って生きられるよう保障しようとする社会福祉の概念です。医療の分野だけでなく、高齢者や障害者などに対する社会福祉の分野でもクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の充実を目指すことが世界の流れになっています。これまでの社会福祉は生活ができればいいという「生活保障」の考え方が強かったのですが、これからの社会福祉は「生きがい保障」にまで踏み込むことが求められるようになっています。具体的には、生涯学習、レクリエーション、スポーツ、人間的交流なども社会福祉に組み込んでいこうとするものです。現在では、社会保障全般において「生きがい保障」を中心にすべきだという考え方が出てきています。・