物理学的介助法

要介護者を“物”と考え、力学の対象だととらえた介助法のことです。かつては、立ち上がり起き上がりなどの介助技術の基本は物理学の発想に基づくものと考えられ、例えば、介助者を移乗させるときには身体を密着させるというような指導が行われてきました。ところが、これでは介助者1人に負担がかかってしまうことから、今では人の生理学的な動き、つまり自然な動きを取り入れた生理学的介助法で介助されることが主流になっています。

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