移動動作のひとつの姿勢です。片ひじ立ちは、片麻痺の人が起き上がるときの寝返り方法でも使うもので、横向きから起き上がるための重要なプロセスです。寝返りの状態から麻痺のない腕の力を最大限に使って身体を起こします。このときに気をつけるのは脇を開く角度で、およそ60度が楽に片ひじ立ちするのに適しており、肘を伸ばして上体をスムーズに起こすことができます。ただし、人によっては90度の角度が適していることもあるので、要介護者に適した角度を見つけてあげることが重要です。
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