気管支を拡張して呼吸困難を改善し、痰の排出を助ける薬です。気管支は内側の粘膜やそれを囲む薄い筋肉などからなる管です。異物の侵入などがあると、気管支の筋肉は収縮を繰り返す蠕動運動を起こし、異物や粘膜から分泌される粘液など(これらが痰になる)を排出しようとします。これが咳ですが、気管支ぜんそくなどでは異常な咳が続いて呼吸困難が起こります。気管支拡張薬は気管支の筋肉や自律神経に作用して筋肉を緩め、粘膜の作用による痰の排出を促すように働きます。・
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