毒蝮 三太夫さん(70歳) タレント
介護は、明るく楽しくカッコよく
人呼んで“おばあちゃんのアイドル”“ジジイ、ババアの友”。1969年(昭和44年)に始まったTBSラジオの公開生放送「ヨークマートミュージックプレゼント」の毒舌トークは、ますます元気川生まれ、護しても、介護の頼もしい味方として活躍中だ。
●母に学んだ介護の精神
「オレは介護の専門家じゃないけど、の実地の部分を教えてくれってんで、日本老年行動科学会の特別顧問をやったり、聖徳短大では福祉コミュニケーション論を教えてる」とポンポンと歯切れのいいの信頼と人気は絶大だ。本名の石井伊吉(いしいいよし)で、TBSテレビ「ウルトしさ演中に立川談志師匠の助言でつけた。 りや介護に関わる原点となったのが、1898誰もが同じことをいっている。そういう意味では、介護とか福祉とか援助とかは、オレにだったんですよ」
●みんな一緒に元気で長生き
日本は世界に先駆けて少子高齢化社会に突入し、経済格差も拡大。とかく“勝ち組”“負った。お年寄りにとっては住みにくい時代の到来だ。 人とそうでのラインを全員で超えて、90歳になっても30キロ地点までは一緒にいましたねって人生を送れればいいね。だからオレがずっといってきたのは、この“元気で長生き”ってことなんだよ」
●お年寄りには笑顔が一番
99年から千葉県松戸市にある聖徳大学短期大学部で、介護福祉士を目指す短大生たちを教えている。「学生並大抵の料簡ではやれないぞっていったのして話す時にはチャーミングな笑顔で、相手に味方大事。笑顔が相手の門を開くカギなんだよって」