森林セラピー
緑豊かな森林の中で病を癒すさまざまな療法のことをいいます。代表は森林浴で、ほかに樹木を活用した作業療法、自然を利用した医療リハビリなどがあります。療法を行うことで得られる有効な結果はまだ検証されていませんが、マイナスイオンの豊富な森林の中を歩き適度な運動をすることが、ストレスの解消につながり安定した精神状態を保つことができるのではないかと期待されています。最近では森林の癒し効果が注目され、医療との学術的な結び付けをするための「森林セラピー研究会」も発足しています。林野庁では、医療、療養・保養、生活習慣病予防などの目的に合わせた森づくりをしていく提案も始まっています。