疾患の主な病因を明らかにし、病気の根源に迫って治す治療方法のことをいいます。たとえば血管性痴呆では、脳硬塞や脳出血などの的確な治療と予防がその根治療法だといえます。この場合、発症してしまった痴呆は根治されませんが、血塊を取り除く外科治療によって防ぐことは可能です。それに対して原因が特定されていないアルツハイマー病では、神経細胞崩壊を食い止める治療法が未解明のため、病状の改善に向けた対症療法を主としています。
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