夫婦とその未婚の子どもとの世帯で、夫婦のみ、父子のみ、母子のみの世帯も含めます。核家族化は戦後急に進んだようにいわれていますが、実は大正9年の国勢調査においても現在とあまり変わらない54.3%という数字が出ています。これは明治時代の急速な工業化・都市化の波が、農村から都市への人口移動をもたらしたせいです。こうした現象は、親から子へ、孫へといったしつけ・育児・道徳などの伝承を断ち切り、介護などの問題も含めて家族の扶養能力を低下させたといえます。
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