明識困難状態

意識混濁のうち、最も軽度なものです。高次脳機能の障害として注意力の集中や持続性に障害がみられ、自発性、創造性が低下し、ぼんやりして眠そうに見えます。記銘力はごく軽く障害され、後に軽い健忘を残すことがあって、はじめて意識障害の存在に気づくこともあります。適切な介助によってほぼ正常な活動は可能ですが、放置すると無欲状態になりやすいため注意が必要です。

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