「誰かが家に入ってくる」という幻覚をもとに不安を訴える心因性の妄想のことをいいます。進行すると、ものを盗まれた(盗られ妄想)、体に危害を加えられた(体感幻覚)などと訴えるようになります。侵入者は特定の人物ではなく漠然としていて、「幻の同居人」の影に怯えます。ひとり暮らしの非痴呆の高齢女性によく見られる症状です。入院したりホームに入居したりすることで解消されることも多く、人との接触が欠損していたことが原因と考えられています。
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