スムーズな排便のためには座位姿勢をとることが必要です。起きた姿勢であれば腸の働きが活発になり便意の反射を感じますが、寝たままの姿勢で出そうとすると腸の角度がうまく広がらずに便が直腸内に残ってしまいます。寝たきりに近い人は腹筋も弱くなっているため、腹圧をかけていきんで出すということができなくなります。なるべく前屈姿勢で排便が行えるように、可能な範囲で腹筋を鍛えることも大切です。
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