拘縮予防の運動(手・指・肩・肘)
手・指の運動は、1.介助する人が片方の手で、相手の手首を持ち、もう一方の手で指を持って、ゆっくり手の甲側へそらしたり、手のひら側に曲げたりします。2.手首を前後に動かします。3.指を1本1本伸ばしたり、内側と外側に動かしたり、大きく回したりします。
肩の運動は、仰向けに寝た姿勢で行います。1.介助する人が両手で、相手の腕を肩と水平の位置までゆっくり動かします。2.介助する人が片手で相手の肩を支えながら、もう一方の手で腕を上(垂直方向)に伸ばします。
肘の運動も、仰向けに寝た姿勢で行います。1.介助する人が片手で、相手の二の腕を押さえて、もう一方の手で肘をゆっくり曲げたり、伸ばしたりします。2.介助する人が片手で、相手の二の腕を押さえて、もう一方の手で手首を持ちながら、肘を直角に曲げた状態で前後(水平方向)に動かします。3.身体と垂直方向に肘を立て、手首を回します。