抗酸化
活性酸素を無害な物質へと変化させ、細胞膜を強化して活性酸素に対抗する働きのことです。人間の体内に元々存在する“SOD”という酵素や、“コエンザイムQ10”などの抗酸化物質が活性酸素の攻撃から身体を守り、有機野菜から抗酸化物質を摂取しています。活性酸素とは、体内に入ってきたウイルスや有害細菌を殺して身体を守るものです。しかし、体内に過剰に発生すると、細胞を傷つけ、身体を錆びさせ、がん、心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中などの生活習慣病や、シミ、シワなどの肌老化、冷え性などの体調不良の原因になるといわれています。喫煙、紫外線を浴びる、加齢、激しいスポーツをする、ストレスを感じるといった時に活性酸素は発生します。活性酸素の発生を抑えるには、抗酸化物質を摂るのが有効です。抗酸化物質には、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるベータカロテン、ビタミンA、ピーナッツの皮や赤ワインに含まれるポリフェノールなどがあります。