内耳障害性を持つ薬剤や嗜好品によって内耳の感覚細胞が障害される聴力障害です。原因と思われる薬剤は、ストレプトマイシン、カナマイシン、アスピリン、嗜好品はアルコール、たばこ、カフェインなど。これらの中には、使用を契機に耳鳴り、難聴が現れ、使用中止によって回復するものと、永続的に障害を残してしまうものがあります。薬剤を使用した人全員に発症するわけではなく、腎機能障害や肝機能障害のある人、家系的に内耳障害を受けやすい人に起こりやすいとされています。
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