感覚統合療法
感覚統合療法は、主に学習障害児や自閉症などの発達障害児に施される療法です。ボール遊びやトランプなど、いろいろな遊具、遊びを通して感覚刺激(味覚、臭覚、聴覚、視覚、触覚,動きの感覚,体の位置感覚など)に対して適切に反応する力を養います。反応の仕方を教えたり練習したりせず、本人が楽しみながら活動し、行動を調整したり、自分の力をうまく使っていく能力を獲得するよう促していきます。そうすることで、動作の協調性が良くなって複雑な動作が以前よりスムーズにできるようになったり、感情が安定することなどを期待できます。