意識障害の看護ケア
意識障害(反昏睡・昏睡)の看護ケアは次のとおりです。@肺炎を起こさないように体位変換と背部マッサージを行う。A呼吸数や脈の強さや数を適時測定する。B体温の上昇は意識障害の悪化をきたすので体温調節に気をつける。C排尿障害などで身体の汚れがひどくなるので常に清潔に保つ・2時間ごとに体位を変えて床ずれを防止する。D口の中はガーゼなどで清潔にし、乾燥を防ぐ。E経管栄養食により消化能力を促進する・経口摂取へ移る目安は、のどの入り口あたりの麻痺の有無、くちびるや舌の動きなどで判断する。F排尿はおむつにより排尿時間を推定して介助する・排便は毎日行うように薬剤で調節する。G動作は血圧が安定したら、ファウラー位、起座位、立位、車いすへと離床できるようにする。H夜は目を閉じ筋肉が弛緩した状態で眠れるようにくふうする・昼夜の区別をつけた規則正しい生活ができるようにする。