覚醒(目を覚ますこと)の程度を9段階であらわし、数値が大きいほど意識障害が重いことを示します。意識レベルをつかさどるのは脳の中の網様体といわれる部分で、視覚刺激や噛む・飲むことで生じる口からの刺激などが網様体に届き、意識レベルが上がっていきます。そのため、例えば食事のケアの際に鼻チューブて点滴した場合は、栄養が供給されていても網様体への刺激はないため、意識レベルは上がってこないということになります。
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