悪性腫瘍
悪性の細胞が体内で発生し、その臓器内で増殖すると共に、リンパ節や他の臓器にも転移を起し死に至らしめる病気で、一般的にガンと呼ばれています。発症する原因には外部因子と内部因子があり、外部因子としては喫煙、栄養、肥満、運動不足、化学物質、放射線、感染性微生物(B型肝炎、C型肝炎、ヒトパピローマウイルス、エイズウイルス、ヘリコバクターピロリ菌)などがあり、内部因子としては、遺伝性変異、ホルモン、免疫機構、代謝によって起こる変異などがあります。悪性腫瘍ができる部位を臓器別に見ると、胃がん、肺がんが高い率で発生しますが、胃がんは最近減少傾向で、反対に肺がんと大腸がんが増加傾向にあります。