老年期に見られる神経症のひとつで、心臓の鼓動が通常よりも早く強くなることを言います。直接的な原因となる心臓の病気として、期外収縮(きがいしゅうしゅく)や心房細動、心不全、心筋梗塞などによるものがありますが、特に老年期は身体の過労に加えて、配偶者や家族との死別といった孤立感や経済的問題などが原因となって起こることも多いので、瞬間的なものか慢性的に持続するものかを区別することが必要です。また、男性より女性に多くみられるのも特徴です。治療に際しては主に精神療法がとられています。
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