広告規制の緩和
医療法により、医療に関する広告には規制を設けてありますが、2002年4月に規制が緩和されて以来、診察実績などをPRする医療機関も増え、ネットによる情報公開が急速に広がっています。以前から広告してよいとされていたものは、(1)医師・歯科医師であること (2)診療科名 (3)病院等の名称 (4)常時診療を行う医師名 (5)診療日と診療時間 (6)入院設備の有無 (7)院内案内 (8)紹介先の病院や診療所の名称 (9)療養型病床群の有無ほか、厚生労働大臣の定める事項でした。新たに広告できるようになった項目は、以下の通りです。(1)医療の内容:専門医の認定、分娩件数、治療方法、平均在院日数、手術件数、疾患別患者数 (2)設備・人員配置:医師・看護師などの患者数に対する配置割合、売店、食堂、一時保育サービスなど (3)体制整備:セカンドオピニオンの実施、症例検討会の開催、電子カルテの導入、入院診療計画の導入、患者相談窓口の設置、医療安全のための院内管理体制 (4)評価:日本医療機能評価機構の個別評価結果 (5)医療機関の運営に関する情報:病床利用率、外部監査、理事長の略歴、患者サービスの提供体制に関する評価(ISO9000シリーズ) (6)その他:ホームページアドレス、公害健