年金制度
年金制度は、大きく“公的年金”と“私的年金”に分けられます。公的年金には、“基礎年金”と“被用者年金”があります。また、私的保険には“企業年金”や、郵便局や民間の生命保険会社などの企業・個人向け“年金保険商品”があります。基礎年金とは『国民年金』のことで、すべての国民が加入を義務づけられています。被用者年金は、会社員や労働者、公務員が国民年金と同時加入する年金で、『厚生年金』と『共済年金』があります。企業年金は、企業が従業員の退職後の保障を目的として運営する制度で、『厚生年金基金』『適格退職年金』『確定拠出年金(401K)』『確定給付企業年金』があります。このほか、任意加入の公的年金制度として、国民年金の給付上乗せを目的とする『国民年金基金』があります。また、公的年金制度の給付内容として、主に、高齢になった時に給付される“老齢年金”、病気やけがで障害を生じた時に給付される“障害年金”、年金受給者や被保険者が死亡した時に給付される“遺族年金”の3種類があります。