寝かせきり
自分で起き上がるのが困難であるなど身体の不自由な高齢者を長い期間、寝たままの状態にすること。過度の安静状態や、起き上がるための条件が整っていなかったことなど、介助側の不適切な指導と判断が原因とされており、「寝かせきり」の状態が寝たきりを作るケースが少なくありません。「寝かせきり」、そして寝たきりにしないためには、寝た状態から起き上がる→ベッドに座る→座った状態から立ち上がる→移動するといった一連の動作を教える必要があります。そして自分で行えるところは自分で、介助が必要な場合は必要な部分だけ介助していくことです。