ウイルス性以外の原因で起こる全身の筋肉の炎症をいいます。筋肉に単核球などの炎症細胞が増殖・浸潤し、筋線維の変性が起こります。体幹に近い足の筋力低下で発症することが多く、遅れて筋萎縮が現れます。それ以外に上まぶたが赤紫色になってむくむといった皮膚症状や関節痛、レイノー現象、四肢伸側、色素沈着、毛細血管の拡張などが見られます。多発性筋炎は自己免疫疾患と考えられており、30歳?60歳代の女性に多く見られる病気です。特定疾患治療研究対象疾患のひとつです。
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