土中や水回りなどに広く存在する菌です。キノロン、カルバペネム、アミノグリコシドなどの抗菌薬に対して耐性を示すために治療の方策が限定されます。健康な人では問題ないのですが、高齢者や免疫力が低下した人が感染すると重症化し、場合によっては死に至ります。このため、1999年に発令の感染症新法で、多剤耐性緑膿菌が4類感染症に分類され、定点病院での報告が義務付けられています。
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