圧迫止血法
怪我や事故で出血したときに血が流れ出るのを防ぐために行う応急処置です。圧迫止血法には直接止血法と間接止血法があります。直接止血法は、傷口(出血している部分)に清潔なガーゼまたはハンカチを当て強く圧迫する方法です。この場合、傷口を心臓より高い位置に保ち、血液に直接触れないようにしてください。片手で止血できない場合は両手での圧迫や体重をかけて圧迫します。間接止血法は、傷口より心臓に近い動脈を手指で圧迫して止血する方法です。止血できない場合はタオルやガーゼで縛って輪をつくり、輪の間に棒などをさし込みそれを回して圧迫します。直接止血法と間接止血法を併用する方法もあります。