国際障害分類
1980年に世界保健機構(WHO)が発表した「国際障害分類試案」に基づく障害レベルの分類です。これにより障害は、「機能障害(impairment)」「能力障害(disability)」「社会的不利(handicap)」の3つのレベルに分けられました。しかし各国でこの障害分類が利用されるようになるにつれさまざまな問題点が指摘され、1997年には世界保健機構が改正案を提示。改正案では、健康状態や身体機能・構造、活動、参加、背景因子(環境・個人)など双方向の概念によって、整理されています。