回復期リハビリテーション
急性期の後をうけ、疾患やリスク管理に留意した多彩な訓練を集中的に提供し、ADL(日常生活動作)の改善を中心としたリハビリテーション。全国各地の病院に整備されつつある「回復期リハビリテーション病棟」で主に提供されます。集中的にリハビリを行うことで、早期の在宅復帰を目指すもので、日常動作能力の向上や寝たきり防止、足腰の筋力の向上を目的に行われます。リハビリの対象となるのは、主に3ヶ月以内に発症した場合で、脳出血や脳梗塞等、大腿骨頚部骨折・骨盤骨折等、外科手術や心臓疾患、肺炎などの治療時の安静によって体力が衰えた場合などとされています。