喘息
喘息→気管支喘息 気管や気管支がさまざまな刺激によって反応性に収縮する症状をいいます。ひゅーひゅー、ぜーぜーという喘鳴(ぜんめい)を伴った発作性の呼吸困難が特徴です。重症になると苦しくて横になっていることができず、座って前屈みの姿勢をとらなければ呼吸できなくなります(起坐呼吸)。近年、喘息患者の気管支粘膜には特有の炎症が起こっていることが明らかとなりました。これを抑えるために、基礎的治療に吸入性ステロイド剤や抗アレルギー剤を使い、喘鳴や呼吸困難のある場合には、さらにβ受容体刺激剤、キサンチン剤、経口ステロイド剤などを使って治療します。