一般には、通勤拒否やリストカットなど神経症によるさまざまな行動を指していますが、自閉症児や痴呆性老人が示す特異な行動を、このようにいうこともあります。痴呆性老人の場合、しばしば徘徊、失禁、乱暴、性的問題、不潔行為、食事異常などの出現が問題行動とされますが、何らかの動機や理由の結果であったり、脳障害の結果である場合もあるため、十分な理解と対処が必要です。また、問題行動の背景にあるストレス、不安、とまどいなどの存在も見逃せません。
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