呼吸器感染症とは、気道や肺に病原微生物が付着した結果、増殖して炎症をおこして咳、痰、発熱、胸痛、呼吸困難などの症状を生じる病気のことをいいます。高齢者に多い呼吸器感染症は、肺炎、気管支炎、膿胸、肺結核などです。感染した場合は、呼吸困難による処置と痰喀出の促進、咳嗽(がいそう)の苦痛対策が必要で、呼吸困難に対しては喀痰の吸引と酸素吸入、口腔内異物の除去が重要です。また感染の予防には口腔ケアが大切です。
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