一般に人間は認めたくない、受け入れがたい行動や事実と向き合う事が避けられない場合、その事実を認めず否定することで心理的バランスを保とうとします。例えば子や親の死といった喪失体験において、悲嘆反応の最初のパターンは「何かの間違いだ」といった否定です。嗜好が問題となるアルコール依存症のような病気では、否認が回復や治療の妨げになる場合があります。自ら援助の必要性をも認めることで回復が一気に進みます。
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