口唇ヘルペス
ウイルスの感染によって口、唇、鼻、頬、指などに起きる、ひりひりした痛みを伴うただれです。20日間ほどの潜伏期間を経て、痛みをともなう水ぶくれができ、7?10日間持続します。食器、かみそり、タオル、直接的な皮膚接触などで感染し、一度感染すると発熱、月経、日に当たることなどをきっかけに再発することが多いです。乳児、皮膚に湿疹ができている人、抗がん剤を使っている人、臓器移植を受けた人はウイルスの感染に弱いので、接触しないよう特に注意します。頻繁に発症する場合は医師に抗ウイルス薬を処方してもらいます。眼の付近や鼻の頭に発疹が出た場合は重い合併症を引き起こす恐れがあるので早期検査が必要です。