病気の特異的な原因を完全に取り除く治療のことを指します。例えば、結核の場合に用いる抗結核剤や、細菌に対する抗生物質、遺伝子の異常で起こる病気を遺伝子操作で正常に置き換える試みなど。病気の重要な原因がただひとつで、それを取り除けば回復する場合は原因療法が理想的ですが、病気には栄養不良や過労、ストレス、高血圧などさまざまな要因が絡んでいる場合が多いため、こうした非特異的な原因に対しても対応や予防措置を講じることが大切です。
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