卵巣にできる悪性腫瘍を卵巣がんといい、本疾患の80%は良性です。卵巣がんは、卵巣の表層を覆う部分から発生する上皮性腫瘍が約9割を占めます。卵巣はおなかの奥にあるために初期の自覚症状がほとんどなく、下腹部が張る、頻尿、便秘、だるさなどの全身症状が出てきた時には、がんは腹腔内から全身に転移しています。卵巣がんが転移していた場合、卵巣、卵管、子宮など広範囲にわたり切除します。また、卵巣がんは抗がん剤が比較的よく効くため、抗がん剤投与も行います。
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