即時記憶
即時記憶→短期記憶 1分前後の短時間の記憶のことをさします。いったん脳に留めておいても、必要がなくなると消去される程度の記憶のことです。たとえばすれちがう人の顔を一瞬記憶する、電話番号を暗記して電話をかけるまで憶えているなどがこれにあたります。短文や数字の復唱を試してみると、この記憶に障害があるかを見分けることができます。高齢者の場合、数字を言われた順に復唱するときに7±2桁を回答できれば問題ありません。また、言われた数字を逆に置きかえて答えるのに5±2桁の範囲内で回答できればよいとされています。