半側空間無視とは、脳の損傷した部分の反対側に提示された刺激に反応したり、注意を向けたりするのに失敗すること。この場合、視線を固定したり動かしたりといった状況には関係なく、損傷した側と反対側の刺激を見落としやすく、本人から不自由感が訴えられることはあまりありません。無視する範囲は外空間の情報だけでなく、イメージの半側を無視したり、無視症状を洞察することを無視するといった視覚イメージやボディイメージにまで及び、大変複雑です。
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