医療機関受診時の注意事項
医療機関を受診する際に気をつけるべきことです。高齢者などはすでに何度かほかの医療機関にかかったことがあるもので、病歴の情報が非常に重要。素人である患者が、関係ないと判断するのは危険です。したがって、以前に受診していた医療機関から紹介状をもらい、できればカルテを回してもらうのが望ましいといえます。難病などがあれば、保険証、老人医療証に加え、公費負担医療証が必要です。また、副作用を防ぐため服薬の状態を正しく伝えることも重要です。処方薬、売薬、漢方薬など、何をどのように服用しているかを正確に伝える必要があります。高齢者では感覚が鈍っているなどの理由で、受診すべき異常がいつどのように始まったのかなどの記憶が正確でないこともあります。家族などとも話し合い、医師から問診を受けたときに正確に答えられるようメモなどを用意しておくことも大切です。